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くすりの話


薬とは賢くつきあいましょう

病院の帰りにやってきて、もらってきた薬の名前を教えてほしいというおばあちやん。

街の薬局で売っている薬には説明書があるので、それを読めば自分の飲んでいる薬が、どんな薬なのか分かります。しかし、医師が処方する薬にはついていません。もちろん、ないわけではありませんが、医師や薬剤師など、専門に勉強した人でないと読み取れないくらいの内容のものです。それを、いかにかみ砕いて患者さんに必要な情報として伝えるか、薬剤師の技量が問われるところでもあります。

自分が飲んでいる薬について知っておきたいと思うのはしごく当然のことであり、また知っておくべきです。病気治療のために、飲まなければならない薬のことを知っていれば、服薬拒否や飲み忘れも少なくなるはずです。

買い物袋いっぱいの薬をもらった。薬を飲むだけでおなかいっぱいになる。こんなにたくさんの薬、全部飲んだら肝臓を悪くする−など、最近は薬に対する不信感を多く耳にします。そのため、まずいことに勝手な判断での服薬拒否もあるようです。このようなことは、薬についての不信感を取り去るだけの十分な説明がなされ、患者さんの納得が得られれば、かなりなくなるはずです。

先日も、神経痛で病院にかかつているというおばあちゃん。医師から「神経痛やひざの痛みを治すために、少しやせた方がいいですよ」とわたされた薬。その中の一つに、神経に栄養を与える意味から「栄養剤です」と教えられたものがありました。そのため、これを飲めば太ると思い込んだおばあちやん。栄養剤と教えられたビタミン剤だけは一年もの長い間、飲まずに全部残しているのです。これは正確な情報が伝わっていないためで、これでは治るはずの病気も治りません。


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