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くすりの話


薬の「宅配」、DDS(ドラッグ・デリパリーシステム)

戦争で使われるミサイル兵器はおことわりですが、同じミサイルでも薬の「ミサイル療法」の方は大歓迎。

病気のある場所を目標にして、薬を乗せたミサイルを発射し、患部を正確に攻撃します。だけど薬を飲むときに「攻撃目標、ガン細胞。スイッチON」という必要はありません。

これは必要な量の薬を、必要な場所、必要な時間に正確に配達できるように工夫されたものです。薬を必要としない正常な場所には、なるべく薬の影響がないようにと考えられています。専門的にはDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)といって、医療用薬品などにかなり使われている方法です。

何だか難しい話のようですが、デリバリーとは「配達」のこと。簡単にいえば薬が体の中で一生懸命がんばつている、とても大切な宅配便のことです。

テレビで「患部にとまって治す・・・DDS」といって、痔の薬を宣伝していますので、DDSという文字には、見覚えがあるかもしれませんね。

また、狭心症の患者さんが、心臓に近い背中や胸などにはるパッチ式テープ。これもDDSの一種です。

まだ完成されていませんが、抗ガン剤のように、薬の効果が全身に及ぶと副作用が強い薬などは、このDDSで、ずいふん使いやすくなるでしょう。

より使いやすい薬のためにDDSの広がりは大いに期待されています。


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