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くすりの話


大切なビタミンA。でも取りすぎは要注意

ウナギ受難の土用ウシの日。昔から土用にはウナギを食べて、夏の暑さを乗り切ろうといわれていますが、たぶん、ウナギにたっぷり含まれているビタミンAの効用を期待してのことでしょう。

ビタミンAは夜盲症(とり目)を防ぎ、成長をうながし、感染症に対する抵抗力をつけます。不足すると組織がひび割れをおこし、病気に感染しやすくなります。

また、性ホルモンの生成にも関与し、性機能と生殖作用をよくすることもあります。近ごろ、「少々バテ気味でねェ」とおっしやるお父さんには、とっておきの情報でしょう?

ところで”健康のため吸いすぎには注意しましょう”という、どこかの企業の有名なコピーがありますが、ビタミンAも、取りすぎには注意しましょう。

ビタミンAは脂溶性ビタミン。B1やCといった水溶性ビタミンよりも、長いあいだ体の中に蓄えられるようになっています。

大切なビタミンですが、取りすぎると関節の痛みや湿疹が出たり、女性の場合は月経が止まるなどの過剰症が表われます。とくに、子どもや妊娠初期の妊婦さんには注意が必要です。

たしかに、サメやマグロの肝臓には多量のビタミンAがあり、実際にこれを食べて中毒をおこしたという報告があります。しかし、この量はウナギのかばやきを、毎日十匹、数ヶ月食べ続けるのと同じ量。

いくら好きでも、こんなに食べられるものではありません。土用のウシの日には安心して召し上がってください。

しかし”過ぎたるはおよばざるがごとし”と申します。何ごともほどほどに!


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