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くすりの話


乗り物酔いには自己暗示も効果的

福岡の術にできたすてきな港「ペイサイドプレイス」。その港から出ているビートル号というかぶと虫のような超高速船。乗ってみたくて一泊旅行を計画しました。

お酒にはめっぼう強くて少々のことでは酔わないのですが、自分で運転する車以外の乗り物にはすべて酔うという私。船となれば、なおさら乗り物酔いの薬は欠かせません。

しかし、乗り物酔いの薬って、どうしてこんなに眠いのでしょう。

この薬の成分は抗ヒスタミン剤。この薬には中枢神経の働きを鈍らせ、眠気をもよおしたり、吐き気を抑えたりする作用があります。お酒を飲むと、効きめが強く表れますので、お酒とは一緒に飲まないでください。

ふつう頭痛薬とか熱さましは、いま頭が痛いとか、熱があるといって薬を飲みます。ところが、乗り物酔いの薬は、乗り物に酔ってから飲んだのでは効きません。気分が悪くなってからでは、薬も一緒に吐いてしまうことになります。必ず、乗る30分前には飲んでください。

また新薬を開発するとき、薬の効きめを確かめるためにする二重盲験テスト。そのときメリケン粉などで作った偽薬(プラセポ)を、本物の薬だといって飲ませて効果がある場合、これを「プラセボ効果」といいますが、この効果がたいへんよいのが乗り物酔い。

ですから「薬を飲んだから絶対に酔わない」と、自己暗示をかけると効果てきめんです。

ところで例の旅行。私はビートル号のすてきなパーサーに、ひたすらウットリ!おかげで船酔い知らず。自己暗示も大切ですが、この「ひたすらウットリ」もよく効くんですよ、乗り物酔いに。


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