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くすりの話


手足の荒れの強い味方、尿素クリーム

「あ−あ、この年であかぎれなんて」というと、「その年だから、当然!」ということばが頭の上を通りぬけました。

これが、お風呂上がりに尿素クリームを、せっせとすり込んでいる母親への、娘からのいたわりのことばだから許せない。

いじわるな冬将軍が連れてくる、手足のガサガサやコチコチ。このドライスキンの症状に、最近よく使われている尿素クリーム。主成分の尿素は、字から想像されるようにオシッコの成分です。

人間の体は皮膚におおわれていますが、皮膚のいちばん外側にあって、体をがっちりガードしているのが角質層です。20パーセントぐらいある角質内の水分が、10パーセント以下になるとガサガサのドライスキンになります。

ところが、角質層の下には80バーセントもの水分が保持されているのです。それを利用しない手はありません。その豊富な水を汲み上げ、しかも、汲み上げた水を逃がさないようにする働きがある尿素。ガサガサ、コチコチをしつかりとなめらかにする作用があります。

そのうえ、都合がよいことに、かゆみを止める作用も持ち合わせています。

ふろ上がりや就寝後のように、体が混まったとき、また、衣服とこすれたときなどにかゆくてしかたがないというお年寄りや、アトピー体質の子どもなど。皮膚の乾燥からくるかゆみにもよく効きます。

薬を塗って、赤くなったり、ぴりぴりしたら使わないでください。とくに、目のまわりや口びるのような粘膜に塗ってはいけません。

薬を塗ったその手で、うっかり目をこすったりしたらダメですよ。クリームとはいっても薬です。顔に塗るのは考えもの。

「あら、ウチのお母さんなら大丈夫よ。ひと一倍厚いんですもの”面の皮”」


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