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くすりの話


目薬、二種類以上の点眼方法

食後のデザートに出されたリンゴとメロン。どちらを先に食べますか? 私は断然リンゴから。我慢してリンゴを先に食べ、それからメロン。好きな物は最後にゆっくりと。

このような食べ方をするのは私だけかしら。何だかへんなたとえですが、これが二種類以上の目薬をもらったときの目薬の用い方です。

たとえば、細菌性の結膜炎で抗菌剤と抗炎症剤の二つの目薬を点眼する場合、より効かせたい目薬は抗菌剤。したがつて、抗菌剤の方をあとから点眼することになります。

というのは、目薬は最初に点眼した薬の方が、涙と一緒に流れ出てむだになる率が高く、あとから点眼した薬の方が、吸収がよいといわれています。そのため、より効かせたい目薬の方をあとから点眼した方が、より効果的な使い方、ということになるのです。

しかし結膜炎の場合、抗菌剤はいつもあとからとは限りません。見た目には同じ結膜炎の症状に見えても、アレルギー性の場合と細菌性の場合では、同じ薬でも順序が逆になることがあります。

「あら、この前はあとでといわれたのに、今日は先にといわれた。へんだなあ」と思うことがあるかもしれませんが、決して間違いではありません。そのようなときも、お医者さまの指示通りに。そして、二種類の目薬は、五分間ぐらい間を空けて使ってください。

ところで、おばあちやんの家にたしか「食べごろ四日」と書いたメロンがあったわ。今からさつそく出かけよつと!  しかし薬の使用上の注意に、使用期限でなく、「この薬の飲みごろは・・・」なんてあったら面白いでしょうね。


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