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くすりの話


目薬の正しい使い方

まーるい型や四角型。どこをまわせば蓋が開くのやら。パズルのようなお洒落な容器で、最近はどことなくファンシー商品の感さえある目薬。

パソコン、ワープロと目を酷使することも多く、バッグに入れたり、車の中に置いた目薬をよく見かけます。

目薬の1滴や0.05ミリリットル。ところが、目の中に納まる量は、約半分の0.02ミリリットル。ほんの一滴さしても、半分はこぼれてしまうのです。そのうえ、2分間もまばたきをしていると、ほとんどなくなります。

目薬は、1適さして2分間ほど目をつぶっているのが、効果的で上手な使い方。早くよくなるようにと、2適も3適もさすのは、まったくムダ!ということになります。

また、薬によっては目薬をさしたあとで、薬が口の中に入ってきて苦みを感じることがあります。このようなときは、なるべく薬が鼻涙管を通って、のどに入らないようにするのがコツ。目薬をさして、すぐに目頭を押さえるようにすると、あまり苦みを感じません。

戦後、45年もたつのに、今でも「目薬を寝る前にさしてはいけない」と、思い込んでいる人がかなりいます。戦後、トラコーマという眼病がはやっていたころ、収れん殺菌剤といって、結膜に刺激を与えることで、炎症を治す薬品が使われていました。

その種の目薬は、たしかに寝る前に使ってはいけなかったのですが、それは40年も前のこと。現在では、寝る前に使ってはいけない目薬はほとんどありません。

ただし、ナファゾリンのような血管収縮薬が入っている目薬だけは、寝る直前の使用はさけたほうがよいでしょう。


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