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くすりの話


湿布薬、「冷」と「温」との使い分け

外国育ちのお酒は、ビ−ルにしろワインにしろ、季節に関係なく冷やして飲みますが、日本の清酒は季節に合わせて冷やしたり、人肌に温めたり、さすが四季の国ならではのお酒です。

さて、湿布薬にも冷やすのと温めるのがありますが、湿布薬はお酒と違って、単純に暑いから冷やす、寒いから温める、というわけにはいきません。

冷湿布薬の主成分はメント−ルとサリチル酸メチル。まずメント−ルが皮膚を刺激して冷やし、ついでサリチル酸メチルが鎮痛消炎効果を表します。熱をもった炎症やはれに効果があり、打ち身やねん挫、急性の痛みの場合に使います。

また、温湿布薬にはトウガラシエキスが入っていて、血行をよくする働きがあり、肩こり・腰痛・慢性の筋肉痛に使われます。
打ち身やねん挫には、はじめの3日ぐらいは冷湿布をし、痛みやはれが軽くなったら温湿布に替えるといいでしょう。

温湿布薬を貼ると、1時間ぐらいで、皮膚の温度は31度から33度へ、およそ2度上がります。はがしたあとも、しばらくは下がりません。はがしてすぐにおふろに入ると、ひどくカッカッします。せめておふろに30分前には、はがすようにしてください。

傷がある場合は傷薬を塗り、ガ−ゼを当てて湿布薬を貼ります。また湿疹ができていたり、かぶれやすい人も、ガ−ゼを当てて貼ってください。ただし、かぶれの症状が強い場合は使用を中止してください。

ところで「冷」と「温」。どちらの湿布薬にも肩こり、腰痛に効くとあり、温めるほうがいいのか冷やしたほうがいいのか迷いますが、使い分けはお酒と相通ずるところがあります。

夏の冷酒もいいけど、寒くなってくるとやっぱり熱燗ネ...。


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