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くすりの話


勝手にやめると怖い降圧剤

今回は、とってもおそろしい高血圧という”静かな殺し屋”さんの話です。

とりたてて、これといった自覚症状はないけれど、ほったらかしにしておくと脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などの原因にもなる高血圧。「あなたは、血圧が高いから薬を飲んだほうがいいですよ」と、ひとこと教えてくれればよいものを知らん顔。そのうえ、途中で治療をやめると、手痛いしっぺ返しをする。まったく嫌な性格の持ち主です。

血圧が高いため、医師に降圧剤をもらっているおばあちゃん。この前の検診での血圧は異常なし。そこで 「何ともないから」と勝手に薬を飲むのをやめました。ところが、これが、とってもこわいのです。

降圧剤の中には、勝手に薬を飲みやめると、薬を飲む前の血圧よりも、もっと高く、「みくびっちゃいけないよ」とばかりに”跳ね返る”ものがあります。降圧剤のリバウンド現象です。

大多数の降圧剤では、飲みやめて、およそ1、2週間、不安感・不眠・頭痛・吐き気などの中断症状となって表れます。

まずいことに、これらの症状は、血圧が下がったときに表れる症状にも似ています。そのため、血圧が上がっているとの自覚がなく、取り返しがつかないことにも。とくに、高血圧で心臓も悪いという患者さんの場合、中断症状は、とても危険で、命にかかわるほど。

薬をやめるときは、2週間くらいかけて、徐々に減らします。くれぐれも、医師と相談することなく、勝手な判断でやめたりなさいませんように・・・・・。


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