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くすりの話


「食後」服用の意味

1991年の流行語は、”ちびまる子ちゃん”と”ファジィ”。ちびまる子ちゃんの主題歌はピ−ヒャラ、ピ−ヒャラと大ヒットしましたし、ファジィは家庭の洗濯機や掃除機にまで大はやり。

さて、ファジィを直訳すれば「あいまい、ぼんやり」ですが、意訳すれば「大方よかろう」といったところでしょうか。

薬を飲むときの約束ごと”食後”にも、ファジィな食後と、きちんと守らなければならない食後があります。もし食事をする暇がなかった場合、食後服用の薬をどうしましょう。飲みますか。それとも一回抜かしますか。

まずファジィな食後は、ただ薬を飲み忘れないためだけに、食事と組み合わせてあるというのがほとんど。だって、薬は忘れても食事を忘れる人はいないでしょう?薬が食事の影響をあまり受けないので、人の判断するあいまいさが許される食後です。ですから食事をしてもしなくても、必要な薬は飲んでかまいません。風邪薬やビタミン剤などは、このファジィな食後です。

守らなければならない食後は、たとえば糖尿病の薬です。糖尿病の薬のなかには、食事抜きで飲むと低血糖という症状が表れるものがあります。危険ですから食事抜きで飲んではいけません。

このように食後といっても、食事抜きで飲んでもあまり影響がない薬と、危険な薬があります。

薬を受け取るとき、薬の飲み方についての説明は、納得ゆくまで薬剤師に聞いておいてください。

ちびまる子ちゃんは質問好き。「ファジィな食後の薬を、食事抜きで飲むときはどうすればいいのかね?」

あのネ、まる子ちゃんはプリンが好きでしょう。だったらプリン一個でもいいのよ。それを食べて、薬は多めの水で飲んでね。


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