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くすりの話


眠気ざましの薬。「極量」以上は危険です

先日、ある眠気ざましの薬を連日飲んで頑張っていた中学生が、試験会場で倒れるという事故がありました。

受験生にとって眠気との戦いはし烈。ついつい薬に頼りたくなる気持ちは分かりますが、薬は上手に使ってこそ薬なのです。

ほとんどの薬は、常用量や極量といって飲む量がきめられています。常用量は、比較的安全で薬がいちばんよく効く量のこと。また、極量は「それ以上飲むと危険です」という量です。

眠気ざましの薬を飲みすぎて倒れたというこの中学生。常用量は1回2錠となっているのに、入試の前日、徹夜で頑張ろうとして5錠も飲んでいたのです。

この薬の場合、5錠というのは、先ほどお話した「これ以上飲むと危険です」という極量にあたります。

眠気ざましの薬の主成分は、カフェイン。この薬は中枢興奮作用があるので、眠気ざましによく使われますが、こんなムチャな使い方をすると薬が毒に変身します。

誤って多く飲んだりすると四肢硬直がおきたり、体力が弱っていると、失神することもあるのです。コワイですね!

また、常用するとやっかいなことに習慣性がおこります。よく「どうもコ−ヒ−を飲まないと、頭がすっきりしないなあ」という人がいますが、これもカフェインの習慣性。

何だかカフェインの悪口ばかりいってきましたが、カフェインは、眠気ざましだけでなく、風邪薬や頭痛薬にも使われます。
でも受験生には、ココアがおすすめ。がんばってネ!


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